タイの交通事情については、鉄道網が極端に少なくその分を他の交通手段に頼っています。
その中でも特にバス交通網はきめ細かく張り巡らされ、種類も多く道路上はバスがひしめき合っています。
5〜6分程度立っているだけで何台ものバスが着ます。
他の交通手段は最近出来たスカイトレイン(モノレール)、タクシー、小型バス、バイクタクシー、水上バス、トゥクトゥク等、現在日本との合弁企業が作っている地下鉄があります。
たとえ完成しても値段が高ければあまり乗らないと思います。
それと自家用車です。タイの道路はほとんどが3車線で中央分離帯があり、そのため向かい側に行くだけでもぐるっと迂回しないと行けないのです。
又迂回道路も少なく自然と慢性渋滞に陥ってしまってます。
1999年末に「スカイトレイン」(BTS)は運転を開始しました。
バンコクの交通渋滞を経験したものにとっては、特にビジネスマンや旅行者にとって待ち望んでいた乗り物です。
以前のバブルの時に比べ少し渋滞が緩和されたような気もしますが、相も変わらずひどい交通渋滞です。
しかしそのような道路事情に関係なく「はやく」、「正確」、「清潔」というおよそバンコクに似つかわしくない乗り物が出現したのです。
しかし運賃が他の乗り物に比べ高いので意外と庶民の間では人気がありません。
しかしいつ乗っても空いていて気持ちがいいです。
まだ主要な地域を繋いでいるだけですのでどこでもこれでOKというわけではありません。

この色のバスは、一番多く走って人気のあるタイプです。
窓は開け放しで乗ってみるとクーラーはなく排気ガスの匂いと暑さで大変です。
古い物では、雨が降っても窓が閉められない車があります。
しかしみんな平気な顔で乗っています。
運転の荒さも半端でなく、お年寄り等はとても乗れずほとんどが若い人たちです。
しかし全線どこまで行っても3.5バーツ(約10円)の値段は庶民にとっては魅力があり、人気のある所以でしょうか。
学校の生徒に一番人気のあるバスです。
他に緑の小型のバスがあります。これも初乗り3.5バーツです。どうゆうわけか車体の後部が下がっています。

このタイプのバスは、上記赤バスよりきれいで白バスと呼ばれていて安全です。クーラーはありません。しかし学校の生徒には2番目に人気があります。
値段は5バーツ(約14円)

このタイプのバスは、初乗り運賃は8バーツ(約22円)で、距離によって値段が変わります。
クーラー付きでバスの中にテレビもあり快適です。
交通渋滞の中では、心地よい眠りに誘われるバスです。

このオレンジ色のバスは連結式のタイプです。このタイプが一番高く初乗り運賃が10バーツ(約28円)です。
内部はとてもきれいでお年寄りに人気があります。しかし運賃がとても高いので一般の人には人気はありません 。
どんな時でも必ず座れ、きれいで安全なので旅行者などの利用に一番適していると思いますが、実際に旅行者が利用しているのをほとんど見かけません。
これはタイでは「スバル」と呼ばれています。日本の軽自動車を持ち前の器用さで改造してバスルートのないところを水を得た魚のように走っています。信じられないと思いますが、最高11人位乗れます。
値段は、どこまでいっても3バーツ(約8.5円)です。今までは皆さんもご存知のトゥクトゥク(サームロー)が走っていましたが、現在ではこれに主役の座を奪われています。
上記「スバル」の別タイプで椅子の配置が違っています。ゆったりとしているせいか上記のものより少し高めです。

このタイプは日本の貨物自動車(1トン車)の後部を改造して,屋根をつけ10〜14人乗りに改造した車です。
各主要なソイ(路地又は横丁)に止ってソイ間を繋ぐ庶民にとってはなくてはならない交通手段なのです。
15から20分くらい待っているとすぐいっぱいになり、一杯になり次第出発します。
運賃は、これもどこで下りても3バーツ(約8.5円)、どこでも合図すると止ってくれたいへん合理的です。
しかし都会では少なく、田舎に行くとこれが庶民のなくてはならない脚になっています。
日本では荷台に人を乗せることは禁止されていますが、タイでの車のユニークな使い方に接すると非常に柔軟性があって見ているだけで楽しく、また感心してしまいます。

世界でもまれな地獄の交通渋滞を回避するためにタイ人の編み出したユニークな交通手段です。
それはバイクが人を乗せるオートバイタクシーに進化したことです。
渋滞に巻き込まれると、1キロ進むのに1時間も掛かることは少なくありません。しかしこれだと車の間を水澄ましのようにすいすいと走れるので急ぎの人たちには人気があります。スカートをはいた女性たちは、横座りで(日本では禁止)なれたものです。
写真が小さくてわかりずらいのですが、ゼッケンをつけたユニホームを着ていて人の集まる所や主要な街角、路地等にいます。朝夕のラッシュ時にはお客さんが20〜30人くらい列を作っています。運賃は運転手がきめ大体2〜5バーツ( 6円〜15円)くらいです。

東南アジアの各地でよく目にする乗り物で、特にタイでは代表的な庶民の乗り物です。2〜3人乗りで小回りの利く身軽さが人気がありトゥクトゥクと呼ばれます。
しかし現在ではタクシーに追われ衰退の一途をたどっており、観光客の集まる地域でしか目にする事が出来なくなってきています。
今では観光客相手か、市場でたくさんの買い物をした人が荷物を運ぶのに利用されているくらいです。
確かにクーラー付きのタクシーの初乗り運賃(2Kmまで)が35バーツ(約100円)と外気に直接面して暑さと排気ガスをあびる環境で、初乗り運賃(2km〜3km)が20バーツとを比べてみても、バンコックでは一般の人もあまり乗らずでは勝負になりません。
これも時の流れでしょうか?

水上バスは水路が縦横に走るバンコクでは昔から欠かせない交通手段で、昔に比べると庶民の利用がバス等の交通手段に移っており斜陽の道を歩んでいるようです。
自動車の増加によって埋め立てられた水路がたくさんあり、陸上交通のために犠牲になってきているのが現実です。
しかし 最近になって信号もなく渋滞もない交通手段が見直されてきています。
まだまだ庶民には必要な乗り物であり、朝の通勤時間帯はあふれるほどの人が乗り下りしているさまはバンコクの風物詩の一つにもなっています。

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