その一
衣について

タイの気候は年間を通じて33℃位あります。日本の真夏が一年間続いているのとおなじと思ってください。タイの気候は大きく分けて2つに分けられます。乾季(11月から5月まで)と雨季(6月から10月まで)です。
3月と4月は特に暑く連日40度ちかくになり、学校も長い休みに入ります。

4月はタイ人にとってのお正月があります。それは"ソンクラ−ン"という水掛祭りです皆さんもテレビで見たことがあると思います。この時は無礼講でどんなえらいひとに水をかけても怒られません。皆ニコニコしています。私も参加するときは、薄ピンクの花柄のシャツと腰に日本の帯のようなものをつけ、参加します。(タイの名前があるのですが忘れました) 私も何回も参加しましたが、見知らぬ人から水をかけられたり粉白粉を水で練ったようなものを顔に塗られたりしてこの時ばかりは子供心に帰ったようでとても楽しいひと時を過ごしました。 このように単純なお祭りなのですが単純さゆえにいいのかも知れませんネ。

一般的に90%以上の人々が(男性も女性も)この暑さの中で長袖、長ズボンで過ごします。特に男性の場合はこの傾向が強く色の黒い男性は女性にもてないようですネ。女性もまた然りです。なるべく肌を露出しないで日に焼けたくたくないのです。 男性にとっても女性にとっても、タイに遊びに来る日本の若者が海で体を日に焼いている様子などタイ人にとって考えられないようで、たびたび質問をうけます。 "どうして日本人は肌を黒く焼くのですか?"と 私の答えは決まっていて"若い人たちの間では色が黒いのがファッションであってリッチなのです"というと皆へー.・・という顔をして不思議そうな顔をします。 文化の違いといえば違いなのかナ・・と思うしかないですネ!

その反面暑いのに帽子を被っている人はほとんどなく、皆、平気で素顔をさらして日常生活を送っています。何か矛盾していると思いませんか?でも、デパートではたくさん帽子を売ってます! 女性の場合も男性と似たり寄ったりで皆長袖です。しかし日傘を差すわけでもなく(上流階級の人々は違う)日々生活をしています。建築の工事現場で働いている人は、頭から被り物をして目と口だけを出してほとんど肌を露出していません。30℃以上の暑さの中でその姿を見ているとものすごく暑そうですが私も試してみると"肌を露出していないほうが涼しい"ということが解りました。 アラビアの人々が白い全身を覆った服装をしているのと同じで 、 "なるほど"これが生活の知恵かと感心する次第です。 この国では男性も女性も服装で上流階級かそうでないかがすぐにわかります。人々は非常に現実的でどこかの国の人々のように背伸びをせず自分の環境に即した服装をして、皆生き生きとして生活をしています。

タイ人は日本人と同じく手先が器用で縫製技術は素晴らしいものがあります。 それから日本人は潜在的に東南アジア製のものはすべてに品質が悪いと思っているようですが(数年前までは筆者も同じ)、それは大きな間違いで"値段が安く"、"品質も良く"、"デザインの良い"製品が多いのでもしも日本の安売り店で目に付いた場合には、試してみたらいかがでしょうか? 現在私の着ている綿のシャツはいくら過酷な洗濯環境の中でもびくともせず、日本製よりも4倍長持ちをしています。値段で10倍もする日本製のほうが同じ環境の中で1年も持たないとは!

若者のファッション事情は日本と同じで、流行に非常に敏感です。 特に日本のファッション雑誌が人気が有り、ほとんど日本の発売と同時に店頭に並びます。 しかしデザインに関しては私の見る限りタイのほうが上だと思います。でも茶髪の若者はほとんど見かけません。みんな真っ黒な髪の毛です(今のところ)。 次回はタイ人の食についてノーンビリ報告します。


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