タイは果物が豊富で種類も多い。熱帯地方に位置しているので、一年中いつでも好きな果物が食べられるように思いますが、意外と果物の出来る時期がはっきりしています。 果物シーズンは4月のマンゴーの収穫から始まりマンゴスチン、ランブータン、ドリアン、リンチーが5、6月に7月にはロンコン(竜眼)が8月末まで出荷され9月から10月へと移り果物のシーズンが終わります。一年中姿を見かけるのは、バナナとパパイヤぐらいです。しかし最近では栽培技術の進歩や品質改良等によって年間を通して店頭に並ぶものが増えてきています。

"果物の王様“ といわれているドリアンは強烈な匂いを放つ果物です。タイ語ではトゥーリアンと呼ばれています。 形は楕円形状で硬い尖った厚い外皮に覆われています。内部はさや状に分かれていてその各々には2から3個の硬い薄茶色の種を含んでいます。果肉は黄色でとてもコッテリした味と独特の匂い(匂い、味については好き嫌いあり)がします。収穫は4月〜8月で産地はチャンタブリ、ラヨン、ナコンシータマラート郡等で主に生産しています。
 ・ドリアンは果物でありながら強精の食べ物で、食べ過ぎたりアルコール類を一緒に食べてはいけないといわれており、本当かどうか知りませんが、現地の人はドリアンを食べて酒を飲むと死ぬと言っています。しかし食べ過ぎると身体の調子が悪くなるのは事実のようです。胃の悪い人はなるべく食べないように注意が必要です。大きさは約直径15〜23cm、長さ20〜30cm位です。

 ジャックフルーツ タイではカヌンと呼ばれています。
 ・熟していない時は緑色をしており成熟した時には黄緑色になり、その果皮は鈍い突起で覆われています。
 ・ドリアンと同様巨大な果物で、大きなものになると30キロを超えるものもあり黄色い果肉は甘く強い香りがありますが、食べるとバリバリ感がありみずみずしさに欠けます。種は薄茶色です。
 ・収穫時期には木の下に居ることはきわめて危険です。これを幹から切り離すと蜂蜜状の透き通った液体が噴出してきます。
 ・収穫時期は1月から5月までです。
 ・ これもドリアンと同様食べた後は酒等のアルコールはなるべく飲まない事、また胃腸に自信のない人は食べない方が無難です。
 ・大きさは約直径20〜25cm、長さ30〜35cm位です。

  ドラゴンフルーツ タイ語でケーウマンクッと呼ばれています
 ・最近は時々日本の果物店の店頭でも目に付くようになりました。
 ・初めてこの果物に出会ったときの印象は”なに!これは、本当に果物なの!“というかんじでした。
 ・果皮はピンクで葉のような花弁に包まれており内部にはたくさんの小さな黒い種を持っています。しかし食べて見ると外見からは想像できないデリケートな甘さの中にすっぱさを持ち、たくさんの植物繊維を含有しているすぐれた果物なのです。
 ・収穫時期は5月〜10月で国のいたるところで栽培され特にチャンタブリ郡では広大な地域で栽培されています。
  大きさは約直径6〜10cm、長さ10〜12cm位です。

 “果物の女王“と言われているこの果物は日本ではマンゴスチン、タイではマンクッと呼ばれています。
 ・形状は円形で若いときは果皮は緑色ですが熟してくると黒紫色になり果肉部分はきれいに分かれており、甘ずっぱく万人に愛されるている味が口の中に広がります。果物の女王と言われる所以でしょう。
 ・収穫時期は5月と6月です。
 ・外皮は日本の草木染めと同じく昔は染料として使われており、食べるときに衣服等に汁がつくと色が落ちないので注意が必要です。
 ・大きさは約直径4〜6cm位です。

 パパイヤはタイ語でマラコーと呼ばれています。細長い大ぶりのものと丸っぽい小ぶりのものがあり、少し下ぶくれの形をしています。
 ・まっすぐに立ち上がった幹の周辺部に2層3層4層とびっしりとできます。果皮は若い時は滑らかな緑で果肉は白くパリッとしており、熟れてくると黄緑色に変化し果肉はやわらかくなり甘味を増してきます。内部にはたさんの卵形をした種が出来ます。
 ・小さいものはスプーンで種を掻き出して食べ、大きいものは皮をむき二つ割りにして食べやすい大きさにして食べます。
 ・またパパイヤ料理の定番野菜サラダの”ソムタム“はパパイヤを千切りにして各種調味料で加工しタものでピリカラの味がビールのつまみとして人気があります。
  大きさは約直径8〜10cm、長さ20〜25cm位です。

 パッションフルーツ
 ・形は楕円か円形でりんごによく似ています。熟したものは黄色や赤茶色の色をしていて垂れ下がっており表面は滑らかで内部は3層になっています。
 ・味は癖のあるすっぱさですが、よい香りがし内部の種は黒くひらたい形をしております。この木は乾季に成長し10月〜11月が収穫時期です。
 ・ 大きさは約直径4〜7.5cm位です。

 ランブータンタイ語ではンゴと呼ばれています。
 ・表皮は赤黒く長い赤とグリーンの混じった毛で覆われて楕円形です。
  食べるときは爪を立てて二つに割ると簡単に割ることが出来白い果肉が出てきます。種は楕円形で簡単に果肉から取れ味は大変甘くおいしいく5月〜9月迄が期間で、東南アジアの広い地域で栽培されています。このごろ日本でもスーパー等で時々目にする機会があります。
 ・大きさは約直径4〜5cm位です。

 Longkon(ロンコン) タイ語で同じくロンコンと呼ばれています。
 ・この果物はぶどうのように房状にきちんと並んでおり、甘ずっぱい味で各々に1から2粒の種を持っておりその種は苦いです。
 ・ロンコンのシーズンは8月〜10月で、タイ南部地方で栽培されています。個人的には2番目に好きな果物です。
 ・約直径2.5〜3cm位です。

 Sweet Tamarind(スイートタマリンド)タイ語ではマカームウワーン)と呼ばれています。
 ・この果物は長いさやに収まっていて未成熟時は緑色して硬く、熟してくると外皮はもろくガサガサになり種は茶色で光っています。一般的に味はすっぱいが、植物繊維、カルシウム、ビタミンA、が豊富に含まれている果物です。
 ・収穫時期は12月〜4月の5ヶ月間です。約直径1.5〜2cm、長さ10〜15cm位です。

 ポメロ タイ語でソムオーと呼ばれています。
 ・未成熟時は若草色をしていますが成熟すると黄緑色に変わり、脂っこい果皮に覆われます。日本の夏みかんのような味で甘ずっぱく果肉は量が多くで非常にジューシーです。
 ・収穫時期は8月〜10月で主な生産地はナコンパとム、スラタニそしてトランが有名です。個人的には一番好きな果物です。
 ・約直径14〜16cm位です。

starfruit(スターフルーツ)はタイ語でマプアンと呼ばれています。
 ・全体の形は楕円形になっており、もちろん断面部は星型をしておりこれからスターフルーツと名ずけられたんだと思います。
  1房に3〜5つの果実ができ、果実の若いころは緑色をしていますが収穫時期には黄色く変化し果皮はすべすべしており光っています。
 ・その果肉にはたいへん果汁がおおく甘味の中に酸味の混じった独特の味がします。またその各々には8〜10粒の種を持っています。この果物は国内の色々な地域で栽培されています。
  収穫時期は10月で約直径5〜8cm長さは10〜12cm位です。